日記

嫌いなことで笑うより素敵なことで泣きたいわ

 

私は耳の穴の大きさが左右で違う。買ったイヤホンが左耳にはちょうど良く、右耳には大きすぎて入らないほど違う。歩いていると落ちてしまう。ちなみに耳の穴が大きい方が汚れが溜まりづらいです。全く

 

 

こんなにも素敵な夜なのに、一人で歩くのは寂しい。こんなにも美しい夜を独り占め出来て嬉しい。数年前の冬には仲良しの子の家に遊びに言ってはお腹が空くとしゃぶしゃぶを食べに行き、帰りにお気に入りのケーキ屋さんでケーキを二つづつ買って帰る、そして食べながらDVDを観たりお喋りをしたりして疲れたら一つのベッドで一緒に眠る、という習慣があった。ほとんど毎週のことだった。夜のケーキと朝のケーキ。大切にしていた時間はもう戻ってこない

 

ものごとには必ず二つの側面がある

良い面と、それほど悪くない面の二つ

 

私の世界は二つに分かれている。悪い面とそれほど良くない面、といった具合だろう。本当はこわいことばかりだからいつだって誰かに助けてほしい。今日は悪い方の悪いところがはっきりとした。水。かなしくてこんな気持ちではキラキラとしたものなんて何も生み出せないはずなのに、鞭を打って嘘と紙一重みたいなものを作る。いつか完全に空っぽになる

 

数学ばかりやっていた頃はよかったよね、難しいこともわからないことも何一つなかった。最も集中したことによって最も頭を使わずに済んだ半年間だった

 

星空 マカロン ハンモック マティーニ スリッパ

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10月1日で働き始めて半年がたった。心から嬉しいことも顔が歪むほどに嫌な思いをすることもある、泣きたい気持ちには一度もならずこれからもなることはないだろうね。この半年は慣れること、遊ぶこと、好きなことだけを頑張る時間にしていいと自分を甘やかした。お金を使ったり映画や読書、友達との時間にお酒がすごく楽しかった。ここから先は、ここまでがんばっていたことを当たり前にこなしてさらに新しいことを出来るようにしてそれすらも当然のこととしていきたい

 

19時過ぎに退社して駅まで歩いていたら本当にもうすっかり秋だった。夏に戻ることはもうない。自分のことを考えると必ず家族のことを思い出す。家族のことを含めて自分を見る。12月まで就職先が決まらず、年が明けたころ新年の挨拶と一緒におじいちゃん、おばあちゃんに就職先が決まり何をしていくつもりかを話した。話すことができた。2人はとても喜んでくれて、今でもその光景は思い出すたびに私を嬉しくさせる。ふたりとも、私のことを誇らしいと言った。とても心配をかけていたようで、あまりにもそういった連絡がないのでおじいちゃんは知り合いに私の就職のことを頼もうとしていた、と言った。不甲斐ないなあ

 

スターバックスに寄ったとき、レジの男の子が背が高くて顔がものすごく整っていて人当たりがよくハキハキと喋り、本当に他人に好意しか与えないだろうという感じだった。隣のレジだった同期の子もそう言っていた。一杯もらえるというレシートが当たって、その時「僕これ初めて見たんですけどね」と笑って、驚くほど可愛かった。あんな風に振る舞えるなんて羨ましい

 

ゼミの仲のいい3人の友達といるとき、一番自然でいられる。超ニュートラル。35.8度のぬるま湯に浸かっているみたい。不器用で人間味があって温かく、会話のスピードが速く皮肉からさえ知性を感じる、私の知る多くの人たちよりもっと物事を真っ直ぐに見て受け入れることに長けている。自分のどんな面を知られたとしてもそれはそっくりそのまま受け入れられるだけで偏見を持たれたりすることはない。何かを言ったとき、その言葉の持つあらゆる可能性(ポジティブな意味・ネガティブな意味・賞賛・嫌味・嫉妬・憧憬など)を考慮されて最終的にはそのままの意味になる

 

 

日記

悪い方に流される。当たり前に出来ていたことがそれは周りのおかげでそこにいるだけで息をするように出来ていたことだった。今はそうじゃないのでどんどん私の中にあった尊いものが、風船から空気が抜けるように少しずつなくなっていくのがわかる。気をつけていないとすぐに萎んでぺしゃんこになってしまう。そうなったらもう私はだめ

 

朝起きてチーズ(カマンベールチーズとブルーチーズ)にチョコレートを食べて紅茶を飲みながら本を読んだ。食べ終わったのでベッドで小説の続きを読む、なんだか薔薇の香りがする。ここには薔薇なんてないのにね。仕事のある平日はこんな朝ごはんじゃ途中で空腹になってしまうけれど、本来私は朝ごはんを沢山食べたくはないしこうして少しだけ好きな美味しいものを食べたい

 

少し前に、わざわざ別の人が偉い人の注目が私に集まるように何度も声を発してくれる、という出来事があったのだけれど、そのとき私は少しも注目なんかされたくなくて出来るだけ存在を消していたかった。誰にも目を向けられることなく自由にしていて中心で騒いでいる人たちを外側から見ているだけで十分だった。もっと言うと私はもし仮に自分に興味関心を持ってもらいたい、着目されたいと思ったら、自分でそうすることが出来るタイプだよ。その人はとても優しいと言うことがわかったけれど、私のことは何もわかってないよね。大人しくて内気で可愛い感じだと思ったのかな

 

ランチを取った洋食屋さん、フランスのラジオと音楽が流れていたり、60年代のファッション広告、ロートレックイヴ・サンローランのポスターが貼ってあった。お昼からワインを飲んでお喋りをしてたのしかった。はじめに飲んだトウモロコシの冷製スープがすごく美味しかった

 

お母さんに百貨店で口紅を買ってもらった。自分では買わないような高価なもの、それと要らないと何度も言ったのにファンデーションにマスカラ、クレンジングに、あと髪がパサパサだからとヘアオイルやらなんやら沢山買ってもらった。綺麗にしておきなさいって。おかあさんに性格がキツイってめちゃくちゃ言われる、そんなことを言われてもね、困っちゃう

どうりで

友達の家でお酒を飲んだ。朝起きるといつ寝たのか思い出せなかった。それを伝えると 私が夜ベットに思い切りダイブして空気清浄機に思い切り頭をぶつけたけれど痛がるのではなく キャハハーーと笑っていた、ということを教えられた。少しも覚えていない。気をつけないと行けない。酔っ払って記憶をなくすほどになった時自分がご機嫌になることがわかった。

 

私がシャワーを借りているときに、排水口に貼ってあった髪の毛を塞きとめるシールのようなものを取り替えるために入ってきた。ドアを開けられて私は裸で全身びしょ濡れで髪の毛が泡だらけだったので「さむい!はやくして!!」というと「あなたを救うためだから我慢して!!」と言われて面白かった。

 

 

半分にしたケーキの大きい方をくれて

お茶を出してくれて

化粧品を借りることになったらプレゼントで貰ったという高価なもの(まだ彼女も一度しか使用していない)をなんでもないように使ってみる?と言われた

こういうの好きでしょ?と甘いお菓子をくれて

傘を持っているかの確認に、

着替えを持たないまま泊まった私の服を洗濯して乾かしてくれたり

寝ている間にお布団をかけてくれて

シャワーを浴びている間に出たあと使う用のパックを置いておいてくれて

飲まないからとお茶のセットをお土産にくれた。

 

 

カフェで待ち合わせた時に奥のソファーの席を空けて座ってくれている

コートを着る間荷物を持ってくれる

薬を飲みたいから後でお水が買いたいと言った後にトイレに行きたくなってトイレに行ったらその間にお水を買っておいてくれたり

入浴剤を一緒に見ていたらどれか欲しいのある?と聞かれて気になるのを伝えたら自分の分と一緒に買ってくれて、しかも私の方だけをプレゼント用で包装してもらってその場でくれた

 

 

20時間のうちに2人から受けた優しいことをまとめました。私が気付かなかったり忘れたりしただけでもっとあっただろう

 

こういった細々とした優しさや甘やかしを新入社員として会社では全然受けていなかったので心が荒んだ。

 

本来私は周りの人とこういった優しさに溢れた関係や空気を作っていたのに、何も意識なんてしなくたって一番いいところや欲しいものを譲ってもらえていたのに。しかもそうされることで私も相手に同じようにしたくてしているので思いやりと温かさしかない。

 

会社ではなんだか弱肉強食という感じで何かを譲ったりしたら手に入らない。例えば飲み物を選ぶときにも他の人が飲みたいのはどれなんだろうと様子を伺ったりすれば好きなものはなくなる。

 

 

疲れた。

 

 

友達がラインで「私があなただったらもっと自惚れて生きるのにと思うよ」と言った。他にも素敵なことを沢山言われて全てが私に自信を持たせることばかりだった。

 

疲れたから嬉しかったことと素敵な人たちのことを思い出して生活していきたい、嫌な感情に負けたくない。私は優しい世界の中にいたい。

ヨーヨーと夜の空港

ピアスの穴を開けると運命が変わるというよね。ばちんと穴を開けてキラッとした石をつけてまるっと運命を変える

 

 

夏の終わりにお祭りに行った。ヨーヨーを取るのが私は上手いらしい。別の人たちは大抵一つとってヨーヨーを水面から上げる前に紐が切れるのに 私はひとつ取って もうひとつ取って空中でぷらぷらとさせたままお兄さんが写真撮ってくれるのを待ってもまだ紐が切れなかった。あと2つくらいは取れたんじゃないかな。でもお一人様2つまでだったのでそこで終わりになった。白と黒のヨーヨー。

 

 

昨日は7人で横浜→みなとみらい→羽田空港→夜の海浜公園→友人の家でその彼女に挨拶をする→焼肉という日でした。この日のよかった話1位は、"前の彼女を100点だとしたら、私は何点なのか"という滅茶苦茶に失礼な質問がまずされて、それを答えた男の子が80点と答えたこと。私のことが少しも好みじゃないと思う。それを聞いた全員がすごく驚きいい点数だと言ったし本当にその通り。空港に行ったら遠くに行きたくなった。みんなで電光掲示板を見ながらどこに行くかを話したの、夢をのせる

 

 

新しいことを2つ始めた。ひとつは習い事だから毎週もしくは隔週通えば勝手に続けられると思う。もうひとつは自分でやることなのでこちらの方が続けるのが難しい、ね。

 

レオパード柄のブラウス、チェックのミニスカート、水玉のストッキングを合わせたらめちゃくちゃ可愛かった。毎日こんな格好をしていたいな。

 

涼しいのが嬉しいね、肌寒くて悲しいのが美しい、わたしはずっとこのまま今日も明日も明後日もひとりぼっちだとおもう

天文台デート、帰りの電車で泣きたい

 

もしも今高校生だったら 天体・星、宇宙のことにめちゃくちゃ詳しいみたいな男の子と付き合いたい。って言った。さっき読み終えた小説に出てきた何人かの中では 写真を撮ることが趣味の小学六年生の男の子が一番素敵だと思った。べつに、もしも今高校生、の必要ない。

 

天文台に行くデートしたい。そのうちするでしょうね、わたしが誰かを誘います。

 

酔っ払った状態で小説を読むのは最高なの、どうしてかというと酔ったことで情緒はぐらぐら感受性はマックスになる。わたしは普段そんなに自由にできてない 人にどう思われるかということに加えて 自分でもボーダーラインがあってそれをなかなか越すことができずにめんどくさい感じなんだよね。それを全部無しにする。

 

だらしなく寝転びながらお酒を飲んで 黄色い金平糖をバリバリ食べたり 半年も前にイギリスで買って しかも食べかけていた蜂蜜入りのチョコレートをつまんでいる。本のあいだやシーツにこぼしても気にしない。あまくうくつしい、これぞ甘美な時間だ。

 

先週の金曜日の朝 パン屋さんで買った3つのパンを全部朝ごはんとして食べたことが忘れられない すごくいい匂いでほわっとあたたかくて美味しかった。

 

明日死んじゃっても後悔しないように人に会って遊んで本を読んで美しいものを見たりしながら 長生きする時に楽しいようにお仕事を頑張ったり好奇心を忘れないようにする。

 

 

死ぬまでにやりたいことリスト100(最終的に107コくらいになった)を年始に作ったことを人と話していたら思い出したけれどそれを書いたノートがどこにあるか分からない。幼稚園の頃から持ってるA3サイズの全面チューリップ柄のノート……

 

天文台で星を見て心の窓を開けたあと美味しいご飯とお酒を飲んで自分のことをたくさん話して相手のことをたくさんきいて笑ったり泣きたくなったりしたい。帰りの電車で泣きたい

良いお天気とVISA

このあいだの お天気はとても良いのに涼しかった日 悲しくて美しい五本の指に入るくらい良い日だった。別に何があったというわけではなく ただ天気と空気 自分の体調や予定なんかのバランスが絶妙だった

 

昨日もうすぐアメリカに行ってしまう友人から連絡があって VISAの申請のために友人の連絡先を書くので名前を貸して住所なんかを教えてほしいと連絡があった。その人のことは信用しているので詳しく聞くこともせずそのまま教えた。後からそのVISAのシステムについて調べると、申請にそれらが必要なのは本当で、その友人というのは2人必要だそう。2人のなかに私を選んだのだと嬉しかった そういう風に思われてるとは意外だった。まあ私のことを選ぶのは納得できる。なんといっても真っ直ぐ信用に値するように生きているから。ゆるゆるにしてるところもあるけれどそれを自分でも気に入っているし彼もそれを良いと思ってるだろう。私もVISAが必要になったときには彼に頼むことに決めた。

 

インターネットがある時代に生まれてよかった。

 

会社の先輩とお茶をして、カフェの閉店の時間だからとお店を出て駅に向かい改札を通ってからホームに上がる階段の前で40分話をした。汗っかきの私はずっと首に汗をかいていた

 

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