御神籤からわたしだけの物語を。

おみくじに書いてあったことが本当だったら嬉しいから、何度も眺めている。うわあ

 

わたしが西洋の女の子の名前をもらえるとしたら、オリンピアヴィオレッタがいいな。オリヴィアかオルガでもいいけど。オリンピアギリシャ神話みたいで、ヴィオレッタは紫色を思い浮かべられて綺麗だから、そんな名前だったら嬉しいだろうなって想像した。

 

初夢が怖かったので友達に聞いてもらった。朝10時に待ち合わせて(わたしは9時半に起きたので20分遅刻した)。東京大神宮に1時間並んで初詣を終えて、ご飯を食べてお洋服を見たりしてお茶をして19時ごろ解散した。ずうっとお喋りをしていた。17:30になったら帰ろうって決めたのに遅くなっちゃったわたし達はかわいかった。改札を通る前に「わたし、人と長くいるのが苦手なんだけど、あなたとだったらいくらでもいられる」といわれた。それから一緒に住めるらしい。一番歳の近い妹もそう言ってた、ふたりめ。

 

3泊4日別の場所で過ごして、家に帰ってきたら寝るたびに詳細まで覚えているような怖い夢を見る。それを話したら、「悪い夢は人に話すといいって言うよね、だから大丈夫だよ」と思い出させてくれた。この言い伝えを考えた人は、人を救ったりコミュニケーションを取るのがうまい人だ

 

想像して切なくなったりうれしくなったりして、けれどそれは想像でしかなく美しくて悲しい。

 

ビーズでゾウの刺繍が施されたベロアのバッグにパンダの顔のパスケースをつけて鞄の中には梟のぬいぐるみを入れて出社する、なぜなら社会は厳しくて辛いから、嫌なことも多いから。

 

熱がある

かなしい

腹が立つことがあったけれど私はどんどん前に進まなければならない。本をたくさん読んで美味しいものを食べて健康的でいなければならない。

 

私は差別心が根付いている人が怖い。それと人のことを蔑んで笑いをとろうとする人が大嫌いだ。(たとえば、私はテレビを見ないから直接は知らないけれど、明石家さんまは度々失礼な言動で話題になっているみたいだよね。少しも面白くない。) それから甘える(可愛い意味でなく自分の立場を分かっていない勘違い)方法を間違えたり失礼なやつも大嫌い。甘んじていると思う。大切にしなきゃ、親しき仲にも礼儀あり。偉そうにして良いのは賢く美しく愛情に溢れてSっ気すらも色気になる人だけだと思う。気分の悪いことがこの1週間立て続けに起こったので未だに消化しきれない。具合が悪くなる

 

機嫌が悪いので街で騒ぐ金髪の小学生くらいの子供に舌打ちをした。

 

前の日にクリスマスパーティをして、迎えた次の日、昨日は暖かい部屋で友人たちと朝を迎えてギターを弾く音を聴いたりして、幸せそのものだった。

 

爪と瞼をキラキラにして、首と手首にパールをつけて髪をゆるく巻いて刺繍の施された靴を履く。身体の先の方に可愛いを身に付ける。

 

私はひとつ夢を叶えたように見られるけれど、本当は全然掴みきれていなくて今にも手からすり抜けていきそうだ

 

夢を見た。舞台で話していたら落ちた。すごく高い舞台だった。調べてみると、「自分の能力を過小評価していませんか?何もしないうちから駄目だと決めつけてはいませんか?貴方が気付いていないだけで、全く予想外の才能を発揮できるかもしれません。」って書いてあった、ふうん

 

クリスマスイブは家族で過ごしています。家の暖かさを知るために夜のサイクリングをした、とても寒かった

 

好きな人が好きだったから、みたいな理由で本を選びたい。へぇ、こういうのが好きなのねって

僕はこういうローランスの姿を見るのが好きだ。

まるでわたしみたいな、わたしのずっと前を歩くような言葉や表現をする本を読んだ。どうせこういうのが好きなんでしょ?って言われてるみたいだった。私は少しも17歳の主人公みたいではなく、ずっと、彼女の父の恋人のようだと思った

 

 

会社から駅まで、朝持っていった柿を食べ忘れていたことに気付いたので歩きながら手で掴んで食べた。赤い爪の手で鮮やかなオレンジ色を掴んで、食べた。赤い口紅を塗っていた。柿はそれなりに冷たかったけれど、私の手はずっと、凍えるほど冷たくて、口の中は熱く、手はベトベトだった。甘くて冬だった。

 

土曜日の正午ごろ、電車の中はちょうど椅子が全部埋まるくらいの人数で、休日の午後という感じで家族連れやオシャレした女の子、新聞を持ったおじさんなんかがそこにはいた。私のすぐ横で、これからジャニーズのライブに行きそうな、関西弁の女の人2人がお喋りをしていて、子供の喋る声が聞こえるだけの車内はとても静かで、その女性たちの声は目立つとも言えた。

 

1人のおじさんが「お喋りと通話は電車を降りてから」と穏やかだけど偉そうに嫌味っぽく注意をした。関西からライブのために来て、そんなことで注意を受けて東京ってなんて嫌な場所だ、と感じたに違いないと私は思った。すごく静かになった。すると別のおじさんが、「喋ったっていいじゃねえかよ」と抗議に入った。

 

「通話などは降りてからがマナー」

「通話なんかしてないじゃねえか、喋っちゃいけないだなんてマナーねえよ」

「周りが静かだったら静かにするものです」

「なんだようるせえな、そんなマナーねえよ、ぶっ殺すぞ」

「でも…」

「なんだよてえめ、まじでぶっ殺すぞ」

 

というおじさんたちの声が響き渡って、そんな中でも喋る赤ちゃんの声は可愛かった。

 

意味のわからない理論でお喋りに文句をつけたおじさんより、お喋り容認派のおじさんの方がガラが悪くて言葉遣いが悪すぎてぶっ殺すしか言ってなくて最高だった。私も会話賛成派だから嬉しかった。ふたりでいてもケータイしてたりするよりずっといいのにね。降車際に私も何か言おうかと思ったけれどやっぱりこわかったのでやめた。ぶっ殺すぞって治安悪すぎ。

 

電車でおばあさんに口紅の色を褒められた。

 

金曜

 

 

"…自由で声までもが自由に響いて、不意に通俗的な感じさえする顔になって、我を忘れて怒っていて。またシニカルで、短気で、自然で、冷淡になっている彼女を見るのがとても好きだ。"

 

 

17歳

「あの夏、わたしは17歳で、文句なく幸せだった。ほかには父と、その愛人のエルザがいた。この状況は誤解を招くかもしれないから、ここですぐ説明しておきたい。」

 

 

「何も言えずにいる僕を、その人はちらりと見た。その人が鍵盤をいくつか叩くと、蓋の開いた森から、また木々の揺れる匂いがした。夜が少し進んだ。僕は17歳だった。」

 

たまたま図書館で借りた本を、1ページだけ読み、別の本を読み始めると、その最初のページにも17歳の子がいた。17歳の女の子と男の子。

 

こんな偶然、ちょっとうれしくなっちゃう、特別みたいな気持ち。

 

17歳は小説の主人公になりやすいのかな。絶妙にあやうい時期という感じがするもんね。

 

(1)、2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47、53、59、61、67、71、73、79、83、89、97……

 

「美しい  素数」で検索したら、Yahoo!知恵袋で「唯一の偶数だから2が好き」と言っている人がいて理由まで美しかった

カランコロントワレ

恋に落ちたときはコロンと音が鳴るようにして欲しい、どうしてだと思う?

 

読むこと自体は自分でちゃんとやるので「今あなたにはこれが必要」みたいな本を教えてもらいたい

 

 

香水が欲しかったので伊勢丹に行った。会社の先輩も行きたいと言うので一緒に行った。結局わたしは悩んで選べずその日は買わなかったのに、先輩は凄く好きなものがあったようで購入していた。わたしが選ぶものは甘くスパイシーで重たい感じのものばかりであった。先輩は元ギャルなので元気で明るくフレッシュで良い女っぽいものばかりだった。自分で「やっぱり私はギャルの精神がどこかに根付いてる」と言っていて良かった。お店のお兄さんがお喋り上手でかなりたのしかった。私は匂いを覚えるのが得意なようで、幾つ出されてもどれがどの香りで何が原料に使われているか覚えていられたので、そのうちに「すごいですね、働きますか?」と冗談を言われた。ありです。先輩と2人で香りの1つひとつにどんな女の子かイメージをつけて、そのあとお店のお兄さんにその香水にまつわるエピソードを聞いたりを40分もしていた

 

一年の中で冬が一番わくわくする。クリスマスは美しくて一番大好きだしその後もイベント続きでなんだかみんな浮かれててたのしいよね

ワインとカステラ

お洒落で最高にチャーミングな友達と一緒に下着を買って、ハムやオリーブにパテなどをつまみながらワインを飲んだ。そのあと美味しい紅茶とカステラを味わいながらまたお喋りを続けた。普段思っていても偉そうに聞こえてしまいそうで言えないことを、全部口に出せる。

 

誰にも言ったことのなかった考えを話して、「気にしなくて大丈夫だよ」と救われて泣いてしまった。最近もう私の涙は枯れたのでは、と思っていたので安心した。

 

彼女が私のことをあまりにもよく評価するので本当に良い子のような気がしてしまう。ダメダメなのに私はこのままでも良いように感じてしまう。「一緒いるとあたたかくてやさしくなれる」と言ってもらえたので、これを何度も何度も頭の中で反芻させいる。うれしかったから

 

帰りの電車でラインのメッセージをもらった。やっぱり好き、って書いてあって嬉しかった。

 

美味しいものを食べて美しいものを見ておしゃべりをした。ご飯を食べることに2時間半かけて、お茶に2時間近くかけて、ゆっくり味わえて気持ちがいい。心も満たされてしあわせだよ〜

 

 

最高の1日の計画を教えてあげます

朝パン屋さんでバゲットを買って、輸入雑貨店でパテとバターを買う🥖

たぶん甘いものが欲しくなるから、ケーキかアイスクリームも🍨

紅茶を入れてお酒も用意して、部屋のカーテンを閉めてろうそくを灯す🕯

クリスマスの音楽を流しながら、本を読んだり絵を描いたり好きな言葉をノートにまとめたりします。

マニキュアを塗り直す。

 

 

今年の目標

定時から30分以内に退社して本を読んだり映画を見たりする。年始におじいちゃんのお家に行くという連絡をする。

 

最近目薬を買って目がとてもいい感じでうれしい。パソコン疲れが癒される気がする。さした後に目から溢れないようにすることにハマっている。

宝石の話

ワインとチョコレートの中間のような色を爪にのせた。外のベンチでアイスクリームを食べた。ひとりでピンク色のクリスマスツリーを眺めた。タイタニックを観て少し泣いた。

 

アイススケートをしたい。イルミネーションを見に行きたい。冬の美しいところを全部味わいたい。

 

わたしのことを、全然だめだと思いながら好きでいてほしい

 

 

ワインとチョコレートを混ぜたようなネイル、この前おかあさんが買ってくれたディオールの口紅と同じ色をしていた。爪と唇が同じ色だなんて、かわいいよね。ワインもチョコレートも色っぽいし。冬が嬉しい。オレンジ色に近い茶色の、ラメラメの入った口紅も重ねてつけるのが気に入っている。あまい、バニラのような匂いがする。きらきらであまあま

 

“They say women are more likely to buy a lipstick if it is named after food or sex.”

 

チョコレートの香りのハンドクリームを買った。清潔感のある花の香りのものは、良い女っぽい、会社でその話をした。その後わたしは甘ったるい匂いのものを選んだ。

 

 

宝石にまつわる話を2つします。

1.この前の結婚式に、一緒に行ったお友達がパールのネックレスをしていた。それは彼女のおばあさんから貰ったものらしい。首につけると少し長かったためパールを2粒ぬいてもらい、その2粒をピアスにした、「今つけているこのピアスがそれだよ」と教えてくれた。受け継がれた一本のネックレスからピアスが作られてお揃いで付けているのがすごく素敵で可愛かった。バスの中でそんな話を2人でしてとても幸せな気持ちになった。あたたかく、美しく、お洒落、品があって知的だよね。

 

2.小学1年生のころ、まるで姉妹のように毎日一日中ずっと一緒に過ごした子がいた。学校でも一緒、放課後もその子の部屋でずっと一緒にいた。目覚まし時計の上にいつも石が置いてあって、まだ6歳のわたしが尋ねると、「これは磨かれる前のオパールだよ」と教えてくれた。彼女のお父さんは宝石屋さんだった。わたしもそのおとうさんが大好きだった。夜帰ってくると、いつも私達2人にお菓子なんかをくれた。わたしは妹がたくさんいて両親に対して少し寂しい気持ちを抱いていたので、ひとりっ子で、いつも愛情を独り占めにして、特別な石を貰って、それを大切にしている彼女がたぶん羨ましかったんだと思う。その頃わたしはオパールなんて初めて聞いたものだったし、当時のことはほとんど覚えていないのに、そのことも、オパールの名前も、はっきり覚えている。幼い娘に宝石を与えるおとうさん。