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私たちは犬を亡くした。10日ほど前のことから立ち直れない。久しぶりに妹と会ったら、「ティアラ(犬の名前)に取り憑かれたいな、ティアラって私に取り憑きそうじゃない?」「さっき骨壺もったら世界の空気が変わった、なんかキーンとした」「スピリチュアルなものを信じている方じゃないけれど確実に何か感じた。」などと言っていて本当にこの人はこういうところがとてもいいなと思った。

 

連日のペットのことや祖父のこと、世界のことで本当に心が疲れている。海に行って癒されたりしたけれどそれ以上のものがある。大切なものを失うのが怖くて、この緊張感に耐えられない。昨日帰宅した瞬間自室の床に座ったらどんどん泣けてきて、自分でもなぜ泣いているのか分からなくて困惑。久しぶりに家族が皆家に帰ってきているのを、帰宅した時みたら人が多いのが嫌だった、誰にも会いたくなかった。

 

高校生の妹と約束をしてしまったので手伝ってもらいながら餃子とトマトスープを作った。野菜をどんどん刻みどんどん皮に包み、4皿焼いた。犬に取り憑かれたい妹が、餃子が沢山あって好きなだけ食べられてうれしいし買ったものよりよっぽど美味しい、とモリモリ食べていたので救われた。悲しいことが起こってもやっぱり生きていかなきゃいけないのでご飯をよく食べたりした方がいい。私は仕事で疲れていたし、母から連絡が来なかったためおじいちゃんに会えなくて悲しみにより腹が立って、その他の1日のこと全てに疲れていたけれど、料理をして人に食べさせたら少しだけやっていける気がした。

 

母は私の繊細さを少しも分かっていない。常にとてもドライだと言われるけれど、私は本当に脆弱で感情的だ。全然だめなの。もう26歳なので親に理解されないことに諦めはついているけれど私はおじいちゃんに会いたかった、どうしても会いたかったのに

 

もうずっとずっと悲しい。それに悲しい時はちゃんと悲しんでいい、そうして乗り越えていくのよ

 

好きな子が、作っている服を、このかなしいせかいのためにプレゼントする、というのを始めていて本当にこの子のことが好きだなと思った。私も誰かに何か出来たらいいな