典型的な愛

先日観た『PiCNiC』(1996)のことを一日に何度か思い出している。わりと自分みたいだと思った。私も叫びたい。地球最後のピクニック。

 

持ち物:バスケット、サンドイッチ、酒、ぬいぐるみ、フルーツ


春は明るい色の、訳の分からない服装をしよう。
26歳は温故知新につとめていこうと思う。『東京ラブストーリー』(1991)を観始めた。江口洋介が出ている。長髪 センター分けの男。『スワロウテイル』(1996)の時も同じようなヘアスタイルね。東京ラブストーリーの放送時、両親は私と同い年だ。幼い私と写った、昔の母の写真はまさに80年代だった。

高校一年の頃、社会科の先生が冬の授業中に窓を開けて、寒がる私たちに言った「寝るなー、凍え死ぬぞー」はこのドラマからきているんじゃないかな。

 

私には同期の子がいて、私たちは約2年前に共に入社した。初めは任されることもほぼ同じだったけれど今では全く違うことをやっている。持ち合わせている性質が大きく異なる。彼女は何をするにも迷いがなくとてもスピーディーで多くのことをこなす。目に見える形で利益を出す。一方、私の仕事の仕方は、かなりマイペースで期限スレスレギリギリ(遅れたことはない)で丁寧だ。で、量は少ない。一つのことに時間がかかる。何かを決めるのに沢山の資料やデータが必要で選択肢を持たないと決断できない。この先どうしようかな、とほほだね。

 

仕事で大阪に行った際、見たいと思っていたカラヴァッジオの絵を見に行くことが出来た。素晴らしくて、涙が出た。幸せ、展示会を頑張ってよかったと思った。今日はソールライターの写真を見た。好きだった。日常を切り取ったような、どこにでもある景色を良い眼で眺めている人、と思った。色彩感覚は明度も彩度も高い。

 

銀座。喫茶店での、女の子の会話はほとんどが男のことだ。よく分からないけど勉強になる気がする。

 

 

iPhoneのメモに「典型的な愛」ってメモがあったけどなんことだかさっぱり