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午後2時。学校に戻ってくると、本当にどうしようもない気持ちになる。平日の昼間に来たので学生の姿がある。私が学生だった時のことを思い出す。つい2年前なのに、全てが、もう届かないところにあるように感じた。


夢や希望に溢れている。ファッションを中心に全てが構成されている空間。キラキラして見える。みんな思い思いの服装をしている。男の子がお洒落して集団でいる姿、良いなあと思って眺めた。派手な子が一生懸命パターンをひいたりしている。

通っていた頃は辛い思いの方がずっと大きかったのに、こうしてもうここにいられないってなったら、恋しくて羨ましくて堪らない。

まあ実際は、そんなに良いばかりでもないんだけど


トイレ落ち着くなあって思った、なんかよく知っている場所という感じで。


今日は図書館で資料を見ていた。偉大なデザイナーたちのアーカイブが沢山あり、これらに触れていけることを嬉しく思うのと同時に、自分は無力で勉強不足だと焦る。

 

好きなものばかり見ていてもいけないからと、帰り際に赤文字系の雑誌を読んだらさらに頭が痛くなった

私は愛せるものしか作れない、むりだ


図書館も閉まって帰ろうとしたら1年目の副担任の先生に会った。少し、3分くらい、話をした。誕生日おめでとう、と言われた。私の友達のInstagramのストーリーを見たから知っているらしい。「何歳になったの?」「26歳…」「大丈夫だよ、26歳の学生たちいるから」だって。美人で私に甘くて大好き。女の先生だけど異性の歳上という感じ。