15歳
高校1年生の入学式に、白いハイソックスを履いていった。集合写真の一番前で写真に写った
少し経ってから白い靴下はダサいと言われた。校則で決められているわけでもないのにみんな紺色の靴下で揃えていた
私は制服に白いハイソックスは凄く可愛いと思っていた。白いハイソックスが好きだった
それを、ついこないだ罰ゲームの恥ずかしい話で出された、馬鹿みたい、何が恥ずかしいのか分からなかった
時間が経てば経つほど、
もう高校生に戻って制服を着ることはできないから、白い靴下が可愛くて仕方のないことに思う
ダサいのかな?って思った、色々言われるのがいやだった、みんなに違うって言われて恥ずかしく思った
でも一番恥ずかしいのはそのあと私が白い靴下を辞めてしまったことだ
とても気に入ってずっとその型を履いていたタッセル付きのローファーにも色々いわれたのを思い出した みんな私のことがすきなのねぇ
あぁ、それから、白い下着もありえないみたいなこと言ってたかも
中高生が使うような大型量販店で売ってるみたいな下着がいやだった、色も安っぽくて変だし。
私のその頃の下着は今見ても可愛い。繊細なレースが付いている。もう今は使わないけれど、その時代のものは今のものとデザインも違って素敵だからとってある。メーカーも今でも買うようなところのものだ。こんなの作ってたんだぁって思って、今見ている
ずっと白いハイソックスを履いたりすればよかった
レースのフリフリが付いたのとか履いちゃえばよかった。それに合わせて制服の下が白いレースの下着だなんてロマンチックなことこの上ない、のに
ほんと馬鹿みたい。いま、15歳の私に会えるなら、自分のいいと思ったものを身につけるのは全然恥ずかしいことじゃないよって言うんだ。25歳になってもそういうのが君はずっと好きなんだよって伝える
負けたの、恥ずかしい。